◆先週末に幕張メッセで開かれた第8回日本在宅薬学会学術大会は2日間で約1200人が参集し、薬剤師の職能拡大・薬局の機能拡張を目指し幅広い発表が行われた
◆同学会では2年前に「在宅療養支援認定薬剤師制度」を開始し、チーム医療の一員として活躍できる薬剤師の教育に注力している。一方で、薬剤師の生涯教育として昨年秋に「漢方薬認定講師育成セミナー」も開講。6月にはセミナー受講者11人が第1期生となった
◆漢方に関する研修会は1日6時間、大阪市内で計10回開催された。学術大会で成果報告を行った1人は、東京からの参加だったため、受講料に加えて毎回の交通費と宿泊代やらで「結構な費用が掛かったが、これを補って余りある成果が得られた」とする
◆セミナー参加後は「漢方薬を意識する提案ができるようになった。漢方薬により症状が改善したことでの患者満足度の向上、そして医師や看護師からの信頼度向上にもつながった」という。真剣に学びたいとの姿勢は、発表を聴く側にも好印象を与えてくれた。
「漢方薬認定講師育成セミナー」の成果
2015年07月29日 (水)
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