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有事に備えた国産基盤を

2026年03月27日 (金)

◆何が起きてもおかしくない時代になった。米国の関税発動、中国の輸出規制、中東軍事衝突に伴う重要物資の途絶懸念。今までと同じ未来が続く「だろう」という想定が連日のように覆されている。地政学的要衝の東アジアでも「平時」が続く保証はないと認識させられる
◆米国・イスラエルと交戦するイランは報復攻撃の標的に米テック企業のデータセンターを加えた。米テックのクラウドを利用する他国にも被災の影響がシステム停止との形で及ぶ恐れが指摘されている
◆国内製薬業界では足元でクラウドサービスを軸とした原料・原薬の調達網情報の集約が進む。アカデミアでも複数の大学が遠隔で自律型AIロボットの実験を行い、データをクラウドに集約する仕組みが模索されている
◆データの集約は効率化と価値創出をもたらす半面、有事には急所となり得る。医療安全保障や国益に関わるデータ資源は、いかなる国際情勢にも翻弄されることなく確実に運用継続できる国産プラットフォーム上で管理されるよう官民の投資に期待したい。



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