薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は3日、アストラゼネカの抗癌剤「カプレルサ」など5件の承認と一部変更承認を審議し、了承した。
審議品目
▽カプレルサ錠100mg(アストラゼネカ):新有効成分のバンデタニブを含有し、根治切除不能な甲状腺髄様癌を効能・効果とする。同剤は複数のキナーゼを阻害する低分子化合物で、類薬にはレンバチニブメシル酸塩、ソラフェニブトシル酸塩などがある。
用法・用量は、1回300mgを1日1回経口投与する。希少疾病用医薬品で、再審査期間は10年。海外では、世界41カ国・地域で承認されている。
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