参天製薬から抗リウマチ薬事業の譲渡を受け、「あゆみ製薬」が3日付で事業を開始した。来年1月には鎮痛領域に強い昭和薬品化工の医薬品事業の承継を予定し、リウマチと整形分野に特化したスペシャリティファーマを目指す。骨粗鬆症や変形性関節症等へも事業領域を拡大する構想も打ち出した。
同社は、眼科領域に事業集中を図る参天から抗リウマチ事業の譲渡を受け、5月に「ヒュペリオンファーマ」として新会社を設立し、6月にあゆみ製薬へと商号を変更した。元昭和薬品化工副社長の唐澤清紀氏が社長職を務め、従業員数がMR50人、研究開発職10人の60人体制となっている。
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