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【大阪市大グループ】機能性ディスペプシア治療、中枢領域がターゲットに

2015年08月24日 (月)

 大阪市立大学医学研究科消化器内科学の富永和作准教授らの研究グループは、理化学研究所との共同研究で、機能性ディスペプシア患者において脳内セロトニントランスポーター結合能に差異が認められ、その結合能とディスペプシア(痛みやもたれ)症状とに相関性があることを明らかにした。この成果は、中枢あるいは神経伝達系に作用する薬剤など、新たな治療戦略開発につながる可能性を示唆するものといえる。

 機能性ディスペプシア患者では、慢性的にディスペプシア症状が持続し、その原因として約半数に消化管運動機能異常を認めること、心理的側面では、抑うつ的であり不安状態に関してもパニック障害患者に匹敵するほどであると言われている。過去に、機能性ディスペプシアに関して、セロトニントランスポーターの遺伝子多型に関連した報告はあったが、中枢での変化やディスペプシア症状との相関性を示したものはなかった。


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