厚生労働省は31日付で、新薬10成分16品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が4成分6品目、注射薬が6成分10品目。注目されていたギリアド・サイエンシズのジェノタイプ1型C型肝炎治療配合剤「ハーボニー配合錠」は、1錠8万0171円となった。4成分に原価計算方式を適用し、旭化成ファーマのデュピュイトラン拘縮治療薬「ザイヤフレックス注射用」に営業利益率20%の上乗せを行った。26日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
4成分に原価計算適用
▽プラケニル錠200mg(サノフィ):ヒドロキシクロロキン硫酸塩を有効成分とする、皮膚エリテマトーデス、全身性エリテマトーデス治療薬。原価計算方式で算定した。薬価は、200mg1錠が418.90円。予測市場規模は、ピーク時の7年目で患者数2万7000人、販売額61億円。
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