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【英AZ】イレッサの後継品、非小細胞肺癌で米承認

2015年11月24日 (火)

 英アストラゼネカ(AZ)は、非小細胞肺癌(NSCLC)治療薬「AZD9291」の米国迅速承認を取得した。上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)治療後に増悪した、EGFRのT790M変異陽性NSCLCが適応となる。スイスのロシュと共同開発したコンパニオン診断薬の同時承認も取得した。

 同剤は、同社が販売するEGFR-TKIのイレッサが奏効するEGFR変異と、EGFR-TKIに耐性を示すT790M変異の両方を阻害する分子標的薬。T790M耐性変異は、EGFR-TKI治療後に病勢進行した転移EGFR変異陽性NSCLC患者の3分の2で発現する。


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