塩崎恭久厚生労働相は24日、政府の経済財政諮問会議に出席し、2016年度診療報酬改定について、大型門前薬局の評価を適正化するため、調剤報酬で対応するほか、かかりつけ薬剤師の推進に向け「薬剤服用歴管理指導料」の見直しを検討する方針を明らかにした。民間議員は、後発品の薬価を先発品の半額以下とするよう求めると共に、保険薬局の役割を抜本的に見直し、門前薬局などの調剤報酬を適正化すべきと提言した。
塩崎厚労相は、現行制度で先発品の0.6がけとしている初後発品の薬価算定ルール見直しを検討することを明言。かかりつけ薬剤師による一元的、継続的な服薬管理指導を推進するため、薬剤服用歴管理指導料の見直しを検討する方針を明らかにした。大型門前薬局の評価を適正化するため、調剤報酬で対応することも示した。
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