化学及血清療法研究所(化血研)が長年にわたって国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造していた問題を受け、塩崎恭久厚生労働相は15日の閣議後の記者会見で、化血研に対し一般財団法人という組織形態の変更を含め、企業統治や法令順守体制の抜本的な見直しを求める行政指導をしたことを明らかにした。
行政指導は厚生労働省が14日に行った。塩崎厚労相は、「今回の事件は薬事制度の根幹を揺るがす事態で、医薬品に対する国民の信頼を失墜させるもの」とし、「事務方には厳正な対処を指示している」と述べた。
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