昭和大学は、医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部を有する医系総合大学であります。さらに8つの附属病院で約3,200床を有し、多くの臨床分野を保持しています。また各附属病院が連携しスケールメリットを活かし、同一プロトコールを実施しております。またそれぞれの附属病院各科の特長を活かしながら、特殊疾患患者のPK試験などを実施し薬物治療の発展に貢献しております。
また、2011年には第I相臨床試験施設である昭和大学臨床薬理研究センター(現:昭和大学臨床薬理研究所)が稼働し始めました。2014年には、大学直下の研究所となり企業主導の臨床試験だけではなく医師主導の臨床試験も実施しております。研究所で第I相試験を実施し、さらに附属病院での第II,III相試験とのシームレスな連携により優れた医薬品を患者のもとにより早く届けることができればと思っています。
今回、昭和大学の附属病院と昭和大学臨床薬理研究所における一体的なシステムが医薬品開発にどのように寄与できるか、また本学の特徴の一つである呼吸器領域での治験・臨床試験・今後の展望に関してお話しします。
治験依頼者となる製薬企業やCRO(医薬品開発業務受託機関)の担当者と医療機関の医師の情報を共有する機会として本セミナーを企画致しました。ぜひ御参加ください。
会期
2016年3月10日(木)17時00分~18時30分
会場
昭和大学病院 入院棟地下1階 臨床講堂(東京都品川区旗の台1ー5ー8)
プログラム
17時00分~17時05分
開会挨拶:小林 真一(昭和大学臨床薬理研究所 所長)
司会:山崎 太義(昭和大学臨床薬理研究所)
17時05分~17時45分
講演[1]:「早期・探索臨床試験の実施を中心とした、医薬品開発への昭和大学の取り組み」
演者:内田 直樹(医学部薬理学講座臨床薬理学部門 教授/昭和大学臨床薬理研究所 副所長)
17時45分~18時25分
講演[2]:「喘息・COPDの現状と課題~臨床試験導入推進の取り組みと意義~」
演者:相良 博典(医学部内科学講座 呼吸器アレルギー内科学部門 教授)
18時25分~18時30分
閉会挨拶:村上 雅彦(昭和大学病院 副院長/医学部外科学講座 消化器・一般外科部門 教授)
会費
無料(情報交換会参加費 2,000円)
参加申込
参加希望の方は事務局(E-mail:showa.cts.forum@gmail.com)までご連絡下さい。専用の申込フォームを事務局よりお送りいたします。
申込み期日
2月26日(金)までにお申し込み下さい。