富士製薬は4月1日付で、取締役執行役員事業開発部長の武政栄治氏を新社長に昇格すると発表した。現社長の今井博文氏は、代表権のある会長職に就き、経営をサポートする。
富士製薬の設立から50周年が経過したことを契機に、新体制での一層の飛躍を目指すとしている。
武政氏は、1958年生まれの57歳。83年に三井物産に入社し、化学品や医薬品事業に携わった後、14年に富士製薬に入社し、事業開発部長に就任。総合商社の事業で培った国際的視野と、富士製薬入社後の実績などを買われ、新社長に就任することになった。社長就任後も事業開発本部長を兼任する。