薬局やドラッグストアなどの店頭で、生活習慣病予備軍等のスクリーニングができる検体測定室の普及を目指す、検体測定室連携協議会(検連協、東京中央区)は、今月からeラーニング講座「検体測定室Webカレッジ」を開講する。厚生労働省の定めるガイドラインでは、検体測定の従事者に内部研修だけでなく、外部研修の受講も義務づけており、外部研修が難しい運営事業者をサポートするため、受け皿となるWeb講座を用意した。
検連協は昨年5月、利用者が指先から採取した血液をもとに血糖値や中性脂肪などの項目を検査できる検体測定室(ゆびさきセルフ測定室)の普及を目的に、設立された。筑波大学内分泌代謝・糖尿病内科准教授の矢作直也氏を座長に、日本一般用医薬品連合会会長の上原明氏、東京医科歯科大学大学院教授の川渕孝一氏、健康保険組合連合会理事の霜鳥一彦氏、日本OTC医薬品協会会長の杉本雅史氏、ココカラファイン社長の塚本厚志氏をはじめ、産学の委員が参画している。
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