3カ年中計発表
日医工は、2016~18年度の3カ年中期経営計画「oberisk 2019」を発表した。政府が18~20年度までにジェネリック医薬品数量シェア80%を掲げる中、18年度までに185億錠の生産体制を構築し、国内ジェネリック医薬品市場で15%シェア獲得を目指す。さらに、バイオ後続品事業では、国内申請中の抗TNFα抗体「インフリキシマブ」を18年には米国承認申請を行い、米国展開を本格化させる。田村友一社長は、11日に都内で開催した記者会見で、「目標とする世界トップ10ジェネリックメーカー入りを必ず達成したい」と語った。
前中計では、ジェネリック医薬品の売上が好調で、さらにサノフィから特許許諾を受けて販売したオーソライズドジェネリックの「フェキソフェナジン」「クロピドグレル」が貢献した結果、1000億円企業へと成長し、売上・利益の数値目標を達成した。今回の中計では、世界市場へと跳躍する大事な期間に位置づけ、「シェアUP力」「供給能力」「開拓力」の3点を強化する方針だ。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。