◆日本歯科医師会が全国の10~70代の男女1万人を対象にした歯科医療に関する意識調査で、口臭は10代から70代までの年代や性別に関係なく悩むトラブルで、20代では3人に1人が気にしていた
◆男性(76.2%)より女性(85.3%)の方がより口臭を気にする傾向があり、加齢に伴って女性はより気になり、男性は気にしなくなる。また、口臭心配度の男女間ギャップが最大な年代は30代(男性75.2%、女性89.3%)だった
◆口臭が気になる相手は「配偶者」や「会社の上司や同僚」など身近な存在だ。女性が最も気になるのは「配偶者」で、既婚者の83.6%にも及ぶ。さらに、約4割が口の臭いを他人に指摘された経験があり、女性(37.1%)より男性(45.7%)の方がやや多い
◆一方、口臭は歯周病、むし歯などの疾患が原因であると7割が理解しているが、糖尿病、腎臓病、胃炎、腫瘍などが口臭の原因となることの認知率は3割と低かった。「人間関係」と「健康」の重要なバロメーターである口臭にはぜひ注意したいものだ。
「人間関係」と「健康」のバロメーター
2016年06月17日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿