医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、2017年1~2月にかけてAPEC(アジア太平洋経済協力)地域の薬事規制当局担当者を対象としたセミナーやワークショップを東京で開催する。1日に厚生労働省が発表した。
セミナーおよびワークショップは、アジアの薬事規制当局担当者に対する日本のレギュラトリーサイエンスのノウハウや薬事規制制度の理解促進を目的とし、PMDAが4月に設置したアジア医薬品・医療機器トレーニングセンターの事業の一つとして開催する。
来年1月23~26日の4日間、多地域臨床試験の審査やGCP査察の実施方法に関するセミナーを行い、総括を行うワークショップを同月27日に開催する。
なお、ワークショップは産業界やアカデミア、マスメディアなどの参加も可能で、デューク・シンガポール国立大学や北京大学で実施されたセミナーの内容も紹介するほか、今後の研修カリキュラムなどについて意見交換を行う。
また、2月6~9日には、医薬品・医療機器安全性監視に関するセミナーを行う予定。