政府の「健康・医療戦略推進本部」は、各省庁の医療分野の研究開発関連予算を一元化した2017年度概算要求を決めた。日本医療研究開発機構(AMED)の経費として1528億円を計上し、オールジャパンでの医薬品創出や医療機器開発をはじめ、癌や精神・神経疾患、感染症などの領域について、各省が連携してプロジェクトを進める。
同推進本部は、各省の関連予算を調整し、17年度のAMED関連予算を総合的に配分する調整を行った結果、前年度並みの1528億円を概算要求することに決定。この経費に加え、内閣府が概算要求で計上した「科学技術イノベーション創造推進費」500億円の一部を、医療分野の研究開発関連の調整費として充てることとした。
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