インドの最大手ジェネリック医薬品メーカー「サンファーマ」は、ノバルティスファーマから国内の製造販売承認の譲渡を受けた長期収載品14品目について、田辺三菱製薬と販売委託契約を締結した。11月1日から田辺三菱が単独でサンファーマのラベルの製品の販売・流通・情報提供を順次行う。
サンファーマは、日本市場へ参入するに当たり、日本法人を通じてノバルティスファーマの長期収載品14品目の承継を受けていた。14品目の年間売上高は1億6000万ドル(約180億円)で、中枢神経領域や循環器領域など複数の疾患にまたがる。製品を獲得する対価としてサンファーマがノバルティスに2億9300万ドルを支払う契約となっていた。今回、高い専門性と強固な基盤を持つ田辺三菱を販売パートナーに選び、日本市場における販路拡大を図る。
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