日本薬剤師会の山本信夫会長は8日の定例会見で、大学病院や国立病院などが病院の敷地内に調剤薬局を開設する“敷地内薬局”の動きが拡大していることに対して、「極めて不愉快」と激しく非難した。
8月25日の定例会見では、石井甲一副会長が敷地内薬局について不快感を示したが、山本氏は「それを通り越して嫌悪感に近い。不愉快極まりない」との表現を用いた。
さらに、厚生労働省が、かかりつけ薬剤師・薬局推進の方針を掲げる中、厚労省の所管である国立病院で敷地内薬局誘致の動きがあることにも触れ、「目指す方向とは逆の動き。一体何を考えているのか。理解しにくい」と批判。
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