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【大塚製薬】AD治療薬「イダロピルジン」、第III相で主要評価未達

2016年09月28日 (水)

 大塚製薬は、アルツハイマー型認知症(AD)治療薬としてデンマークのルンドベックと共同開発中の選択的セロトニン5-HT6受容体拮抗剤「イダロピルジン」について、第III相試験の最初の試験「STARSHINE試験」の主要評価項目である認知機能評価で十分な有効性が示されなかったと発表した。イダロピルジンの開発は今後も継続するとしている。今後の開発方針に変更はなく、現在実施中の2本の第III相試験を引き続き行い、来年3月までに試験結果を報告する予定。

 STARSHINE試験は、三つの第III相試験のうち最初の試験で、17カ国約930人の軽度・中等度のアルツハイマー型認知症患者を対象に、ドネペジルに併用して二つの用量群、プラセボ群との比較で、イダロピルジンの有効性・安全性・忍容性を検証する試験。


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