総務省は、日本におけるイノベーション政策の実施状況や効果を調査した結果をまとめ、公表した。これまで厚生労働省、文部科学省、経済産業省などが多様なイノベーション施策を実施してきたものの、その大半が技術革新の段階に焦点を当てており、橋渡しや事業化段階の施策は少ないと指摘。また、個別政策ではクラスター事業を検証し、経産省による北海道バイオ産業成長戦略などでは、投入予算に対する売上高比率が20.1と大きな成果を上げていることが分かった。
調査は、昨年4月から今年9月にかけて、各府省のイノベーション関連政策、事業の実施状況や効果が出ているかどうかについて検証し、その実態を明らかにするために実施されたもの。
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