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消費低迷時代における売場提案は

2016年10月05日 (水)

◆ライオン、資生堂、ユニ・チャームの3社は、小売店の店頭メンテナンス機能などの強化に向けた協業を開始する。今後は3社の取り扱うカテゴリーの商品陳列・店頭メンテナンス業務を順次拡大し、3社それぞれが保有する店頭・売場に関する知見の共有を進める
◆今回の協業は、生活者との重要な接点といえる店頭を通じた新たな価値提案を行い、生活日用品業界全体の発展に貢献することが目的だ
◆店頭マーチャンダイジングの専門家が指摘するのが「店頭での施策が不十分だと商品は売れない」ということ。今ではマーケティング支援会社が大手スーパーやドラッグストア等に出向いて、顧客の動線に基づいた商品の陳列やキャンペーン企画などを行うことも珍しくない
◆一方で、店舗によっては本部からの指示に基づいた売場が作られないことも多いという。店舗スタッフも、忙しさから陳列棚の整理ができず、これが大きな“チャンスロス”になる。消費低迷の時代だけに、購買を喚起する売場提案の協業は一消費者として大いに歓迎したい。



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