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代行回答で負担軽減‐広島県の2病院が報告

2016年11月14日 (月)

 薬局薬剤師からの疑義照会の一部に対して、病院薬剤師が医師に代わって回答する仕組みを導入する病院が全国に広がっている。このほど岡山市で開かれた日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会でも広島県の2病院がその実践結果を紹介。医師の負担軽減や患者の待ち時間短縮、薬局薬剤師の業務効率化などに役立っていると報告した。

 JR広島病院は今年4月から、院内で策定したプロトコルに基づいて疑義照会に病院薬剤師が代行回答する運用を開始した。

 それまでは医師が直接疑義照会に対応し負担が大きかったため、薬局薬剤師の疑義照会先を薬剤部に変更した。プロトコルで取り決めた疑義照会項目については既に医師の同意を得ているとし、病院薬剤師が代行で回答。項目外の内容については医師に問い合わせた上で薬局に回答している。


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