診療報酬改定や薬価制度改革など、新たな枠組みに対応する1年となった。調剤報酬では薬剤師の“かかりつけ”機能が評価されるなど、従来の“対物”から“対人”評価へと舵が切られた。薬価では特例拡大再算定の導入、オプジーボ薬価の緊急改定など、従来にない取り組みが行われた。さらに、製薬企業の長期収載品の切り離しも進展を見せる。一方、化学及血清療法研究所(化血研)の不祥事が相次いで明らかとなった。恒例の薬業界10大ニュースを選んでみた。
- 調剤報酬改定、“かかりつけ”を導入‐対人評価へと舵を切る
- 薬価抜本改革へ基本方針‐乖離大きい品目を毎年改定
- 健康サポート薬局がスタート‐地域住民の健康拠点的役割
- 大きな爪痕残した熊本地震‐モバイルファーマシーが支援
- スイッチOTCに新スキーム‐第1弾として16候補成分公表
- 10年後のあるべき姿描く‐日本製薬工業協会、「産業ビジョン」策定
- 日本薬学教育学会が発足‐教育効果のサイエンス確立へ
- 化学及血清療法研究所が長年不正隠ぺい‐業務停止も体質改善せず
- 長期収載品の売却‐強まるオーソライズド・ジェネリックへの参入
- 次世代ビジョン作りに着手‐再成長目指し動き出すドラッグストア業界
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。