新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
昨年(2016年)は診療報酬(調剤報酬)改定がありましたが、「かかりつけ薬剤師」「健康サポート薬局」を中心とした改定内容は従来の延長で現在・未来を考えるのは無理があることを痛感させられます。年末には薬価の毎年改定が俎上に挙げられるなど、急ピッチで改革が進んでいることがうかがえます。改定の目玉となった「かかりつけ薬剤師」の算定要件についても賛否両論あり、それぞれの薬局・薬剤師で取り組みに温度差があるなど、診療報酬の上げ下げだけでは語れない改定となっています。人口構造・疾病構造・疾病の概念が変わり変化の流れが一気に押し寄せてくる気配を感じます。
一方、「健康サポート薬局」制度が推進されていますが、調剤主体の薬局においては健康相談のファーストアクセスの場として欠かせないOTCや健康食品に消極的な現場が多く、地域医療貢献に赤信号が灯ろうとしています。新しい制度を生かすも殺すも薬局・薬剤師の取組み次第となります。
医薬分業の質への転換ともなる大きなターニングポイント「健康サポート薬局」ですが、昨年まで日本薬剤師会副会長としてご活躍され、セルフメディケーションに造詣の深い生出泉太郎氏にOTC活用による地域医療貢献のためのキーポイントをお聞きします。乞うご期待!
日時
平成29年1月19日(木)15:00~17:00
会場
エッサム本社ビル 4階こだまホール
東京都千代田区神田須田町1-26-3(地図参照[PDF])
演題
「生活者のライフステージにあわせた かかりつけ薬局」
講師
生出 泉太郎 氏
日本薬剤師相談役(前副会長)、おいで薬局代表取締役
参加費
会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料
*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)まで!
・会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)田中(090-2417-0816)
主催
医療・医薬品情報研究会
次回のご案内
*2017年2月16日(木)14:00~17:00
*200回記念セミナー 特別別講演
愛知学院大学 心身科学部・健康栄養学科教授 大澤 俊彦 氏