薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は21日、ムンディファーマの末梢性T細胞リンパ腫治療薬「ジフォルタ」の新規承認とファイザーの抗癌剤「ザーコリ」の一部変更承認を審議し、了承した。
審議品目
▽ジフォルタ注射液20mg(ムンディファーマ):新有効成分のプララトレキサートを含有する末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)治療薬。再発・難治性のPTCLを効能・効果とする。同剤は、ジヒドロ葉酸還元酵素を競合的に阻むことで、腫瘍細胞のDNA合成を阻害し、腫瘍の増殖抑制効果を発揮する。類薬には、ポテリジオ点滴静注、アドセトリス点滴静注などがある。
用法・用量は、1日1回30mg/kg(体表面積)を3~5分間かけて週1回静脈内投与する。これを6週連続で行い、7週目は休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。
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