経済産業省は、大学発ベンチャーの設立に関する調査結果をまとめた。2016年度に確認された大学発ベンチャーは1851社と15年度調査時から78社増加。黒字化した割合は55.7%と前年並みだった。業種別では、バイオ・ヘルスケア・医療機分野の割合が約3割と最も大きく、大学別の創出数では東京大学がトップに立った。
16年度調査で大学発ベンチャーの設立状況を見ると、大学発ベンチャーは1851社となり、15年度の1773社から増加した。新たに存在が把握できた大学発ベンチャーは247社で、そのうち昨年度に新設されたのは58社、15年3月以前に設立されていたが16年度調査で新たに把握した大学発ベンチャーが189社となり、15年度調査後に閉鎖したのは169社となった。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。