愛知県医薬品卸協同組合(理事長中北馨介氏)は23日、名古屋市内で第60回定時総会を開催し、2016年度事業報告・収支決算、17年度の事業計画・予算を了承した。
事業計画では、関係団体等との連絡を保持し、各業態の共存共栄を図ることなどを含めた前年度同様の9項目を柱として取り組む。その中で、卸薬業の経営合理化のため流通改革の推進として、未妥結減算制度、消費税表示カルテル徹底など流通改革の推進に沿った取り組みを行うほか、医薬品取引に関する考え方を深め、医療用医薬品の流通改善に取り組む。さらに、モデル取引契約書に基づく契約締結の一層の推進のほか、後発品使用推進に関する問題点や大衆薬の課題に取り組むことになった。
今回は同組合設立60周年、日本薬業政治連盟愛知県支部設立45周年の記念式典も行われた。
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