ココカラファインの塚本厚志社長は、5月26日に都内で開いた2017年3月期の決算説明会で、今後の方向性について言及し、「都市生活に対応するMDをより進化させる」「顔の見える営業という観点から地域密着化へ取り組む」の二つを営業方針の柱として挙げた。今期(18年3月期)については、▽店舗改装による既存店の活性化▽ココカラクラブカードを活用した顧客戦略▽多様化する販促媒体を利用したワン・トゥ・ワンマーケティングの確立▽店舗におけるさらなる生産性の向上──を重点施策として掲げた。
17年3月期連結業績は、売上高が前期比1.1%増の3772億0300万円、営業利益が8.6%減の101億5900万円、経常利益が7.1%減の125億0700万円、当期純利益が1.6%増の70億3700万円となった。
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