◆中国で製造された冷凍餃子にメタミドホスが混入していたことに端を発する中毒事件が連日のように取り上げられている。人為的との疑惑もあり、中国製冷凍食品に対する不信感が広がっている
◆それだけでなく、歴史認識の問題や日本の首相による靖国神社参拝などによって日中関係は決して良好とは言えない状況にある。それを改めて思い知らされたのが、20日に中国の重慶で行われたサッカー東アジア選手権の日中戦だ
◆試合は1対0で日本が勝ったが、試合内容は酷かった。中国選手はラフプレーを連発し、審判は中国よりの判定を繰り返した。かつて旧日本軍が大爆撃を行った重慶の地で「日本には負けられない」というプレッシャーが中国選手にはあったのだろうが、不快感を募らせた日本人ファンも多かったと思う
◆スポーツの試合も戦いだ。しかしそこには、持てる力のすべてを出し、その結果、清々しさのようなものが残ってほしい。今年の夏は北京五輪だ。アスリートたちの清々しい笑顔と努力の結晶を目にして、驚嘆や憧憬などで満たされた五輪であってほしい。
北京五輪は清々しく
2008年02月25日 (月)
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