◆日本病院薬剤師会が2018年度診療報酬改定の要望事項をまとめた。8項目の重点要望事項では「外来患者に対する薬学的管理の評価」の新設や「地域連携の評価」などを求めている
◆外来患者への薬学管理では、医療機関が患者の薬学管理に有用な情報を薬局等に提供するなどし、施設間連携を図り、副作用の早期発見や重篤化防止などに取り組んだケースなどへの評価を要望。「地域連携の評価」では退院時共同指導において「退院後の在宅療養を担う薬局の薬剤師」と連携した場合の評価を求めている
◆木平健治会長は、病院薬剤師が培ってきたチーム医療参画のノウハウを、「地域医療に展開できるよう、地域連携を推進することは、新しいステージを開くチャンスにもなる」と期待を寄せる
◆中央社会保険医療協議会の「2016年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査の報告書」では、薬剤師による病棟業務が医師の負担軽減に貢献していることが裏づけられた。評価項目の新設に向け、エビデンスの蓄積などで日病薬と日本薬剤師会が互いに協力し合うことを期待したい。
日病薬が診療報酬改定への要望事項まとめる
2017年07月05日 (水)
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