厚生労働省は4日、今月11日付で発令する局長級以上の人事異動を公表した。事務次官に蒲原基道老健局長を起用。新たに設ける次官級ポスト「医務技監」に鈴木康裕保険局長を充てる。医薬・生活衛生局長には日本年金機構の宮本真司理事を起用し、武田俊彦医薬・生活衛生局長は医政局長に就任する。診療報酬改定の総指揮をとる保険局長には鈴木俊彦年金局長が就任する。
健康局長には、大臣官房技術・国際保健総括審議官の福田祐典氏を充て、福島靖正健康局長は成田空港検疫所長に就任する。老健局長に大臣官房審議官(医療介護連携担当)の濱谷浩樹氏を起用し、厚労審議官には宮野甚一職業能力開発局長が就任する。二川一男事務次官、神田裕二医政局長、岡崎淳一厚生労働審議官、生田正之職業安定局長、福本浩樹政策統括官(総合政策担当)は辞職する。
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