◆先週末に大阪で開かれた「フォーサム2017」は日本眼感染症学会、日本眼炎症学会、日本コンタクトレンズ学会など4学会合同による“眼”に関する学術大会で、多くの発表が行われた
◆コンタクトレンズ(CL)に関しては、素材面と共に高機能な製品も増えており、今後の可能性に期待が集まった一方、CL処方と適正販売のシンポジウムも話題を集めた
◆今や眼科医が関与することなく高度管理医療機器であるはずのCLが簡単に入手できてしまう。装用者の眼は同じではなく、またCL自体も多種多様。個々に適したCLが選択・処方され、それを装用し必ず定期検査を受けるという、眼科医であれば常識だと思うことがなされていない現状がある
◆ケア自体も優れたケア用品が登場しているが、適切な指導もなく自己流のケアをしたり、汚れが見えないからと怠り、角膜感染症につながることも少なくない。ケア用品が最も多く購入される薬系店頭には、適正使用を啓発する情報提供をこれまで以上に充実してくれることを望みたい。
コンタクトレンズの適正使用、啓発を
2017年07月19日 (水)
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