◆2年前の3月に開かれた大阪府薬剤師会代議員会で児玉孝氏は、日本薬剤師会副会長の職務に専念するため、それまで兼務していた府薬会長のバトンを中西光景氏に渡した
◆その代議員会終了後には、府薬の全職員が自発的に企画した児玉前会長の労をねぎらう会が開かれた。缶ビールとおつまみだけの質素な手作りの会だったが、児玉氏と職員がお互いに感謝の念を交わせる心温まる催しとなった。この一体感は、児玉氏が家族ぐるみで、府薬職員が主催するソフトボール大会やテニス大会、スキー旅行などに積極的に参加してきた賜物で、氏の気さくな一面がうかがい知れる
◆今年4月、奇しくも同じ中西姓の中西敏夫氏から、今度は日薬会長のバトンを引き継ぐ児玉氏。薬局の医療提供施設としての位置づけや医薬分業の推進、薬学教育6年制、一般用医薬品のリスク分類などが具現化し、薬剤師職能を確立するための環境整備はほぼ完了した
◆今度は、オール薬剤師がいかに国民の期待に応えていくかが大きなポイントになるが、児玉日薬新会長には、持ち前のバイタリティを発揮して、薬剤師の明るい未来に向けての舵取りを願いたい。
明るい未来へ舵取りを
2008年03月03日 (月)
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