厚生労働省は21日、2018年度から運用開始予定の「医療情報データベース(MID-NET)」の利活用・利用料に関する最終報告書を公表した。ルールとして、利用目的や結果を公表することや個人情報保護の観点から患者に丁寧な情報提供をすることなどを記載。用途に応じた利用料金も明確にした。
MID-NETは、医薬品等の市販後安全監視やリスク・ベネフィット評価を含めた安全対策、公益性の高い調査・研究のみに使用でき、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が運営する。目的、内容、期間などを有識者会議で事前に審査し、認められた場合に利活用できる。
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