厚生労働省医薬・生活衛生局の山本史医薬品審査管理課長は6日、就任後初めて専門紙と共同会見し、医療用医薬品のスイッチOTC化をめぐって、7月に行われた「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」で緊急避妊薬「レボノルゲストレル」1品目のスイッチ化が見送られたことについて、「(避妊や性教育に関するリテラシーが欧米と比べて十分でないなど)会議で指摘された課題が解消されなければ難しい」との考えを示した。
山本氏は就任に当たって、「有効で安全な薬をできるだけ早く患者に届けるために、新しい技術や社会の変化にキャッチアップしつつ、良い審査を行っていきたい」と抱負を語った。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。