名古屋市守山区の動物病院「動物医療センターもりやま犬と猫の病院」の薬剤師である大塚登志喜氏は、このほど地域住民を対象とした薬剤師健康セミナーを開催した。犬や猫を飼うことによる心血管疾患リスクの低減や身体活動量の変化など、人の健康に良い影響をもたらす点を紹介し、動物と人が一緒に取り組める健康増進法を啓発した。参加者からは好意的な意見が多く寄せられ、大塚氏は「薬剤師が動物病院で健康セミナーを行うことで、地域の健康意識向上に貢献できるかもしれない」と手応えを語った。
同院は、動物病院でありながら薬剤師2人が勤務する先進的な施設。薬剤師による健康セミナーの開催は今回が初めてとなる。
セミナーでは、「犬を飼っている人は、飼っていない人に比べてレクリエーション目的の散歩が多い」「犬を飼っていると、心血管疾患リスクが約1割減少する」「高血圧の薬を服用している人では、ペットを飼っている人の方が精神的ストレスに伴う血圧反応が10mmHg低下する」など、動物が人の健康に寄与するという海外研究を紹介した。
















