◆少子化にもかかわらず、小児の夜間や休日の時間外受診者は増加の一途だが、その大半は受診の必要性が低い軽症者だという
◆以前は子育ての経験豊富な中高年者がそばにいて相談に乗ってくれたり、複数人の子育てを経験するうちに自ずと判断できていた。だが核家族化や少子化により、子どもの病気に不安を抱える若い親が増え、それが背景にあるようだ
◆石川県では、そんな両親の不安を払拭するため、薬局を活用して子どもの健康相談に取り組む事業を来年度から始める。診療所が終了した夜間や休日の時間帯を中心に、薬局薬剤師が症状などの相談に乗り、OTCの服用で様子を見てもらったり、県の夜間小児救急電話相談の案内や、小児の救急病院を教えるといった受診勧奨も行う
◆そのために県内で薬剤師に対する小児科関連の研修を行い、「子どもの健康サポート薬剤師」を養成していく。また、相談事例を県薬剤師会のホームページに載せ、県民に広く情報を提供していく予定だ
◆県も小児科医の負担軽減になればと期待しており、薬局・薬剤師の力量をアピールできる良い機会になるだろう。
こどもの健康相談を薬局で
2008年03月19日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿