第67回全国学校薬剤師大会が16日、「生涯を通じて心豊かにたくましく生きる力を育む健康教育の推進―学校保健管理の一翼を担う『学校薬剤師』のさらなる信頼と貢献をめざして」をテーマに三重県津市で開かれた。全国から約200人の学校薬剤師が参加し、学校保健の向上により一層貢献すべく思いを新たにした。
あいさつした日本薬剤師会の山本信夫会長は「いじめの問題をはじめとする児童生徒に対するメンタルヘルスに係る健康問題、大麻や危険ドラッグ等の薬物乱用問題、アレルギー疾患を有する児童生徒に対する対応など環境衛生関連のみならず、児童生徒の心身の健康に関わる様々な課題が解決すべき問題として山積している」と言及。「児童生徒が心身共に健康な学校生活を送れるよう安心、安全な環境づくりや学校環境衛生の向上に向けた活動が大切」と話したほか、「医薬品適正使用に向けたくすり教育の充実も一層重要性を増している」とし、これらの活動への関わりをさらに深めるよう呼びかけた。
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