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特許庁の「知財功労」表彰‐ユニチャームと塩野義が受賞

2006年4月11日 (火)

 特許庁は18日の「発明の日」に表彰する「知財功労賞」の受賞者を発表した。今年度は「産業財産権制度活用優良企業」として、ユニチャームが経済産業大臣表彰、塩野義製薬が特許庁長官表彰を受ける。両社とも、特許戦略が特に優秀であることが認められた。授賞式は18日午前11時から、東京紀尾井町の赤坂プリンスホテルで開かれる。

 ユニチャームは2005年の特許査定率がトップであることに加え、近年、特許査定率を着実に向上させており、外国出願比率も高水準を維持している。知的財産を重視した知財法務部として社長直結の組織体制を構築し、事業戦略、研究開発戦略と連携した知的財産戦略を策定して、技術経営を推進しているほか、研究開発センター内に特許教育ができる者を配置すると共に、全開発部員を対象にレベルに応じた社内教育を行っていることが評価された。

 塩野義製薬は、医薬品関連業界でトップの特許査定率を維持しているほか、本社機能としての管理部門の1つであった知的財産部を医薬研究開発本部内に再編し、研究開発戦略と知的財産戦略との連携を強化した。また知的財産担当役員を中心に知的財産戦略を決定し、知的財産評価委員会を開催して出願審査請求・特許維持の要否を厳選するなど、経営層に対して知的財産ポートフォリオの開示を推進。さらに社内の知的財産教育への積極的な取り組み、知的財産報告をアニュアルレポートに英文で掲載しているなどが受賞理由となった。

 知財功労賞は、産業財産権制度の普及促進、発展に貢献のあった個人を「産業財産権制度関係功労者」として、また同制度を有効活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業を「産業財産権制度活用優良企業」として、それぞれ経済産業大臣または特許庁長官が表彰するもの。

 特に今年は1月17日の「特許審査迅速化・効率化のための行動計画」(特許審査迅速化・効率化推進本部)に基づき、▽先行技術調査の励行によって高い特許率を有している▽国際的事業戦略に基づく外国特許出願の比率が高い――などの観点で、特許戦略の優秀な企業も表彰することになった。ユニチャームと塩野義はこの一環として選ばれたもの。




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