文部科学省の「薬学実務実習に関する連絡会議」は、改訂コアカリに準拠した実務実習の成果を、大学側や受入施設側が評価する際のツールとなる「概略評価の例示(補足)」をまとめた。同会議が作成した「薬学実務実習の評価の観点について(例示)」と、日本薬剤師会が「薬局薬剤師のための薬学生実務実習の手引き」、日本病院薬剤師会が「改訂モデル・コアカリキュラムに準拠した病院実務実習の評価」として、それぞれまとめた概略評価との対応関係を整理したもので、病院と薬局の評価の考え方を一つにまとめた。
2019年2月からスタートする新たな実務実習では、大学、薬局、病院が連携し、学習成果基盤型(OBE)の考え方に基づいて、実習修了時の学生の目標到達度を適正に評価することとなっている。そのため、連絡会議では、昨年11月に実習における評価の観点や進め方などを例示した「薬学実務実習の評価の観点について(例示)」を作成した。
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