◆プロ野球の球団が来季のチーム編成を考える際に重要なイベントとなるのがドラフト会議だ。社会人や大学の即戦力人材、甲子園のスターとして活躍した高校球児、無名だがキラリと光る原石など、スカウトたちの眼が試される舞台だ
◆製薬企業の新薬開発でも目利きが企業の能力だ。例えば、日本に存在している新薬のシーズを集め、製薬企業が指名する“新薬候補化合物ドラフト”を大規模に実施する案はいかがだろうか。今は完成されていなくても、将来大化けするかもしれない有望なシーズは必ず存在するからだ
◆その一方で、企業やアカデミアが開発に失敗した化合物の買い手を探すための“開発失敗化合物トライアウト”もいいだろう。開発中止化合物を別適応症で開発するドラッグリポジショニングが注目され、失敗から成功につなげる
◆創薬研究者の人員削減が進む中、どの会社でもいいからやってほしいのが、「創薬研究者の育成契約」。正規採用は厳しくとも、可能性を秘め、創薬に情熱がある人にはチャンスを与えてほしい。
“新薬候補化合物ドラフト”
2017年12月01日 (金)
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