加藤勝信厚生労働相は15日、閣議後の会見で、化学及血清療法研究所(化血研)が明治グループと熊本県内の企業連合などに事業譲渡を決めたことに言及。「事業が円滑に継続されるよう依頼し、支援もさせていただきたい」と歓迎する意向を示した。
化血研は、国の承認書と異なる製造方法で40年以上にわたって血漿分画製剤を製造していた不正問題を受け、昨年から複数の製薬企業などと事業譲渡に向けた協議を進めてきた。その結果、7社で構成される熊本県内の企業連合、明治グループなどに対し、ワクチン、血漿分画製剤、動物薬の主要3事業を売却することを12日に発表した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。