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【九山シンポジウム】病院薬剤師が在宅訪問‐服薬向上、半数で減薬成功

2018年2月7日 (水)

薬局と長所生かした連携を

 第10回九州山口薬学会ファーマシューティカルケアシンポジウムが3~4の両日、下関市内で開かれ、退院後に服薬管理が難しい患者に病院薬剤師が訪問薬剤管理指導を実施した結果、服薬アドヒアランスが向上して減薬につながったことが、畑本慶太氏(武蔵ヶ丘病院薬剤部)から報告された。現在は薬剤師数の確保や病棟薬剤業務と兼務が難しいマンパワーの問題から、薬局薬剤師と連携した訪問体制を構築。病状の安定しない患者は病院薬剤師、安定した患者は薬局薬剤師と、長所を生かした連携の重要性が強調された。

 同院は、高齢化の進む熊本県北区にある地域密着型ケアミックス型病院。入院患者の8割近くが60歳以上で、退院後に服薬アドヒアランス不良で再度入院となる患者も多く、再入院率は平均27%と高い。こうした中、訪問リハビリスタッフや訪問看護師から「部屋に薬が落ちていて、判断ができず困る」「把握が困難。重複していないか不安」など院内の薬剤師に関与を求める声が出た。


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