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中途半端が一番悪い

2018年2月16日 (金)

◆リチウムイオン電池を開発し、日本国際賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰博士が日本の基礎研究力について、「アジアの中で過去に持っていた日本の優位性は、既になくなっている」と冷静なコメントを残した。医薬分野とは違う業界だが、日本の立ち位置は似ている
◆シーズにこだわり、ニーズがなかなか見えない。吉野氏は「自分のサンプルを外部に出すことで、世の中のニーズを掴むことができた」と打ち明ける。グローバルな研究感覚が要求されている
◆実際、有望なシーズが日の目を見ずに多く埋もれている。研究者がもったいぶって出し惜しみしたまま、価値が認められずに眠っているものもあるのではないか
◆吉野氏は「社会に役立つ研究、研究者の好奇心に基づいた研究のどちらも大事。一番いけないのはその中間」とアドバイスする。アカデミア創薬で大学が医薬品開発に乗り出す時代に入ったとしても、基礎研究も大切。スタンスを決めかねる中で、中途半端に進めると、ますます世界から取り残されるだろう。




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