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武田薬品は1日、100%子会社の「武田バイオ開発センター」(旧社名アムジェン)を同日に設立したと発表した。武田バイオはこれまで、米国アムジェンの日本法人として、米アムジェンが創製した医薬品の日本における臨床開発を行ってきた。だが、2月に締結した武田薬品と米アムジェンの株式譲渡契約に基づき、武田薬品の100%子会社となった。
中村博安武田バイオ社長は、「当社は病気と闘う日本の患者さんと医療関係者に、新しい治療薬を一日も早くお届けすることを使命としている。武田薬品がアムジェンから導入した癌、炎症、疼痛などの疾患領域における革新的な抗体医薬を中心として、臨床開発に注力したい」と抱負を述べている。
一方、長谷川閑史武田薬品社長は、「武田バイオの設立は、日本における当社重点疾患領域のうち、癌、骨・関節疾患のフランチャイズ強化に資するものと期待している」とコメントしている。
武田バイオは、所在地が東京都千代田区丸の内1の7の12サピアタワー、TEL03・5224・9050。代表取締役会長宮本政臣氏、代表取締役社長中村博安氏。
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2008年02月05日
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