日本保険薬局協会(NPhA)は今夏、社会貢献の一環として熱中症対策に取り組む方針を固めた。16日の定例会見の中で杉本年光常務理事が公表した。会見で杉本氏は、薬局を炎天下に涼を求め、逃げ込む先「クールオアシス」と捉え、活用してほしいとの考えを示した。具体的には、水や塩飴などを提供していくこととし、ステッカーなどの制作を進めている。
また、2018年度診療報酬改正について杉本氏は、自社を例に挙げ「中堅にとっても極めて厳しい改定で、おそらく利益は半減すると思う。16年度改正では9、10月ごろには水面に顔を出せる状態までなったが、今期中は無理だと思う」と語った。さらに、「チェーン薬局の多くは電子お薬手帳への対応など、必要な投資は終わっているので、今後は、個々の薬局(店舗)ごとにどう目標をクリアしていくかにかかっている」した。
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