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ニプロは、17日からバルーンカテーテル「サイドキック」「ギムレット」を自主回収を始めた。同品のバルーンを拡張する際、カテーテルのシャフト部分がバルーン状に膨らみ、破損し、この部分からエアーの漏れが発生する事象が国内で１件報告されたための対応。これまでに健康被害は報告されていない。
「サイドキック」と「ギムレット」は経皮的冠動脈形成術（ＰＴＣＡ）に使用するもので、同社大館工場で製造した。回収の対象は２００６年11月から07年８月までに販売された５６８０個。対象施設は２４７施設である。
なお、問い合わせは同社品質統括部（担当者：芳田、須見、岸）（TEL０６・６３７５・６７３８）まで。
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