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来日後は8割が“湯船派”に

2018年05月28日 (月)

◆昨今は主要な繁華街を歩くと、訪日外国人観光客の増加が顕著なことを、身をもって感じられる。様々な国の人たちが日本の文化に注目する中で、温泉をはじめとした“湯船に入浴する”という行為を体験する外国人も増えている
◆花王が昨年8~9月に日本在住の外国人に行った調査によると、来日前はシャワー派が半数以上だったのが、来日後は8割の人が“湯船派”となっていた。さらには、来日前より湯船入浴が好きになり、入浴時間も長くなっていた
◆では日本人はどうか。同社は2005年から毎年、1日当たりの湯船入浴時間を調査(600人を対象)しているが、年を追うごとに減少傾向にあり、17年は9.7分と調査開始時に比べて約16%短くなっていた
◆日本人は約9割が「湯船に入る入浴は好き」と回答しているが、仕事や家事、育児などの忙しさもあり、短めの入浴になりがちのようだ。湯船に浸かり、気のおけない連中と忌憚なく語り合う“銭湯文化”が、ストレス社会の今こそ必要なことを、外国人から教えられているような気がする。



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