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「ひさやま元気予報」

2018年06月01日 (金)

◆福岡県久山町と九州大学、DeNAは、久山町と九大が行っている疫学調査「久山町研究」の研究成果に基づき、「ひさやま元気予報」を開発し、ICTを活用した健康増進への取り組みを久山町民に向け今夏から開始する
◆「元気予報」は、各疾患の将来の発症に関する情報を感覚的に把握できるよう、健康診断の結果から疾患に関する情報を天気と色で表示する。また、各疾患の5年後、10年後、15年後の発症確率をシミュレーションし、具体的な行動に結びつけやすくしている。糖尿病と心血管病変の発症に関する提供を開始し、今後認知症などの項目は随時追加していく予定だという
◆久山町研究は1961年から開始されており、最大の特徴は正確な死因が分かる剖検の実施率が高いこと。追跡調査の確率は99%以上。40歳以上の住民を5年ごとに新しく加えるため、生活習慣の移り変わりの影響なども知ることができる
◆久山町研究は多くの関係者から注目を集めている。今回のような取り組みが全国的に広がることが期待されるところだ。



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