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酸性飲食への対策を

2018年06月04日 (月)

◆ビールやワインといったアルコール類や健康のためのサプリメント摂取。そんな日常的な生活習慣が歯を溶かしているという意外な実態が東京医科歯科大学の北迫勇一氏らの研究で示された。「酸蝕症」と言われる
◆日本では酸性の飲食物が大量に市販され、消費されているにもかかわらず、酸蝕症のリスクに対する認識が低いようだ。ビールやジュースにとどまらず、薬局やドラッグストアで販売されている栄養ドリンク、ビタミン剤、サプリメントまでが歯を溶かす原因になっている
◆日頃の晩酌では、スルメやさきいかをつまみながら「ちびちび」一杯という人も多いだろう。しかし、これが良くないという。硬いつまみは、酸でエナメル質が弱くなった歯を余計に削り、ちびちび飲みは長時間歯を酸にさらすことになるという
◆酸性飲食の対策は、アルコールなどを摂取した30分後に歯磨きをしたり、フッ素配合ガムを噛むなど口内を中性に戻すことが重要。忘れがちだが、歯の健康もおろそかにしないようアドバイスを心がけたい。



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